1998. 5. 28



 今年初め、詩人の青木景子さんからメールをいただいた。
 「マルテの手記」を検索していたら、偶然ぼくの「荻窪便り」に出会ったのだと言う。彼女自身呼吸器を患ったことがあるので、そのまま通り過ぎることができなかったようだ。そして、「Aurora 」がAug 24 の暗い頁で終わっているのを心配し、「柊の部屋」をノックしてくれたのだった。中断してからすでに半年、継続しようかどうか迷っていた時だったので、彼女の突然の『訪問』は、「荻窪便り」再開のために大きな励みとなった。さらに今月の22日には、彼女自身のホームページで、『柊の部屋』の紹介までしていただいている。
 こういった出会いはうれしいし、また楽しい。
 
   ※『うさぎ小屋』〈青木景子の部屋〉は、今ではぼくの大事な訪問先となっている。

 彼女の詩は、深い海に棲む夢の蘚蓋(0perculum)のようだ。
 はじめての場所なのに、記憶が微かに感応する。「きつねの道」、「銀の猫」などは、かって夢見たような原風景だ。きっと、遠い何処かで繋がっているのだろう。
 





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