<ナミダタケの生態>
●ナミダタケの被害は、イドタケ、ワタグサレダケに比べて広い範囲に、しかも激しく広がります。最適な発育温度は16〜22℃といわれ、他の腐朽菌 より、やや寒い地方に生育します。
●床下の地面や基礎、床板の裏面を、はうようにして綿状の菌糸が成長し、時にはこの菌糸の表面に水滴を結び、あたかも涙を流しているかのような状態になります。また地中深く根状の菌糸束が出来ます。表面をはう 空中菌糸は、厚く真っ白で、光や風に当たると黄色から茶色になり、薄く ひからびた状態になります。独特のカビ臭いキノコ臭がします。この菌糸は、腐朽が進み栄養分が不足すると、キノコをつくり、このキノコから子孫を残すため、大量の胞子が飛散されます。床下や、時には室内の床上まで、コーヒーの粉をばらまいたようになり、どこかで条件が整えば、発芽するということになります
《続く》