
校 長 あ い さ つ
阿 部 義 弘
本冬季分校は,平成20年3月まで鹿角市立中滝小学校の分校でありましたが、平成20年4月の統合に伴い,鹿角市立大湯小学校の分校となりました。
平成20年度は,11月までの9ヶ月間,旧中滝小学校が大湯小学校田代分校として開設されましたが,現在は校舎としての役割を終え,鹿角市で計画中の居留観光型宿泊施設に生まれ変わる準備が進められていますが,校舎の外観および内部はほとんど原形をとどめられるようです。
この田代冬季分校は、秋田県鹿角市の最東北端に位置し,戦後の入植地である十和田高原地域にあります。酪農や高原野菜作り等が行われている本地区は,国立公園十和田湖にも近く,流域にいくつもの滝がある大湯川の支流の一つである田代川の源ともなっています。
9kmほど下流の旧中滝小学校のそばに「中滝」という滝がありますが,中滝地区の地名の由来になっているようです。そのほかにも沢山の滝があるなど,豊かな自然に囲まれ,四季折々の変化を見せる風光明媚な場所で,子ども達は明るく元気に学校生活を送っています。
本分校は,,昭和25年に大湯小学校の冬季分校として開設され,翌26年春からは通年分校となりました。昭和34年中滝小学校が大湯小学校から独立開校したことに伴い,中滝小学校の分校となりました。
昭和48年から春から秋にかけて児童が中滝小学校に通学するようになったことに伴い,再び冬季分校となり,依頼毎年12月1日から翌年の3月31日まで開設されております。(詳しくは学校沿革概要のページをご覧下さい。)
田代地区の子ども達は4月から11月まではスクールバスで大湯小学校までの20km以上の道のりを通学し,冬季間は,田代冬季分校に通って勉強や運動に励みます。
学校教育目標は,『心豊かでたくましく,自ら動く子どもの育成』です。学校教育目標の拠り所である校訓『開拓精神』の具現のため,「健康で,豊かな心と知性をそなえ,進んで自己を開発する子ども」,「大自然の中で育つ素直さと活力を大事に,力強く生きる子ども」の育成に向け,目指す児童像を次のように掲げ取り組んでおります。
本校である大湯小学校の教育目標は、『知・徳・体の調和のとれた、心豊かでたくましい子どもの育成』でありますが、教育環境・児童の実態等を考慮し、冬季分校の教育目標は,旧中滝小学校の目標を引き継いでおります。
な ・・・ なんでも進んでする子
基本的な生活習慣や学習習慣を身につけ,進んで動く子ども。
か ・・・ 考えて行動する子
思いやりのある豊かな心を持ち,正しい行動をしようとする子ども。
た ・・・ 助け合って働く子
愛校心や郷土愛を持ち,みんなのために働く子ども。
き ・・・ きれい好きで丈夫な子
清潔な身なりをや事故防止に気を配り,進んで体を鍛える子ども。
こ ・・・ 根気よくがんばる子
目標に向かい,責任を持って最後までやりぬく子ども。
本分校は,全校児童数5名という極小規模校であります。地域の学校,地域が育てる学校として,学校行事のあらゆる場面で保護者の方々や地域の方々に協力して頂いております。
今春から実質的な統合となり,子どもたちの本校での生活が始まりましたが,毎日元気に過ごしています。今後も、家庭や地域社会の方々との連携や協力をこれまで以上に深めて参りたいと思います。
