平成22年度 山の情報
今年は9月中頃まで猛暑が続き、秋山の方はまだ準備が整っていない感があります。、何回情報を発信できるか分かりませんが、皆さんのご参考になれるよう頑張りたいと思います。
9月25日(土)
今年初めて山に入った。場所はクマゲラ保護センター付近の雑木林である。
目的はキノコ取りというよりも秋田県森林技術センターの職員が中心になって立ち上げた「秋田キノコの会」主催の勉強会であった。
山に入って感じたことは、秋らしくなって1週間程度しか経過していないため、まだ、キノコが生える環境が整っていないというのが実情である。
その中で、初秋キノコの中心になるべくナラタケ、ブナハリタケ、スギヒラタケが顔を出し始めていた。



それにしても、今年の山は異常で、本来であればツキヨダケに覆われるはずなのであるが、そのツキヨが皆無であった。
なお、その学習会に陳列されたキノコの一部をご紹介します。
この小さいキノコで人1人を大きいキノコで人2人を死に至らしめる殺人キノコドクツルタケである。ツボ・ツバ・柄の波形が特徴とのことであった。
ツルタケの由来は柄が鶴の首のように長いとのことである。
なお、このキノコはかなりの数が見られた。これを食べると、数時間後に吐き気を催す。その後、肝臓・腎臓を破壊し、数日後には死に至らしめる恐ろしいキノコである。うっかり食べてしまったら、人工透析しか治療の手段がないそうである。
写真のような柄の波形が見える。割ってみると柄は中実である。


マイタケを採取した方もいた。

下の写真は、初めて我が家の鍋に入った2種類のキノコである。今回の講師をつとめた青森県きのこ会鑑定員の湯口竹幸さんが太鼓判を押してくれたので安心して食べることが出来た。


そのうち、近くの山も散策したい。
10月2日(土)
県境の岩手県田山のブナ林に入ってみた。地面に生えるナラタケが過ぎ気味になっていた。いつもシーズンはじめにこの山に入っていたが、そろそろ別の山を開発しないといけない。
写真はチラシと言われている早生のナラタケである。

少し若そうであるが、数が少なくて話にならなかった。

10月3日(日)
八幡平柳沢林道の上流に入ってみた。いつもの柳沢林道渓谷前の標識である。ここから少し散策してみた。

小振りなナラタケの小群生に出会った。でも、まだ小さくてたいした量にはならなかった。

柳沢林道渓谷の下の方にやや大きいナラタケの小集団が一カ所だけあった。

ナメコかと期待をしたら、何と、ツキヨタケの幼菌であった。これから大きくなる予定らしい。

ツボとツバをしっかりもったドクツルタケがかなり目についた。これ一本だと数人の命を奪うだけの毒を持っているかもしれない。
結局は数食分のナラタケを採取するに留まった。今年も余り期待しない方が良いのかもしれない。
八幡平アスピーテライン入口でキノコを売っていたが、こんなに不作が続くのであれば、無駄足を踏むより買った方が安いのではという結論に達した。
10月13日(水)
今日は所用で何かと忙しかったが、幸い、午前で仕事が終わったのでダメ元と夜明島に走ってみた。
ここ10年ほどは夜明島では良い思いをしていなかったが、入ってビックリ、爆発的な大量という程ではないが、あちこちに顔を出していた。
うれしいのは、古いキノコのそばに若いキノコが顔を出していることである。

一カ所、大物に出会った。

ブナハリタケも顔を出していた。

ナメコも顔を出していた。

久しぶりにサワモダシの缶詰を作れそうである。

良質のブナハリも結構収穫できた。

疲れ切ったナメコと若いナメコが同じ場所にあることから、今年は当たり年かもしれない。

10月15日(金)
今日はあいにくの雨天であったが、明日から3日間体があかないため、家族の反対を振り切って愛犬と2人?で夜明島に入った。30年ぶりに六郎沢に入ってみたらイメージのブナ林が姿を消し、見事な杉の美林?になっていた。ダメダコリャと、今度は栗根沢の頂上付近で散策してみた。
入って10分もしないうちに、ブナハリダケの大きな群落に出会った。


その後、クリタケ

ハタケシメジを少々採取して本日の収穫は終わった。

本命のナラタケ(サワモダシ)はだめであった。でも、ブナハリタケは大量で、前回のナラタケに続いて缶詰を作れそうである。

10月19日(火)
今日は友人の誘いで、八幡平玉川温泉そばの柳沢林道に入った。この林道は森吉山の赤水沢から登山道でつながっている場所で結構人の出入りがある。自分一人の時は柳沢にしか入らないが、今日は場所を変えて粒様沢方面に入った。
結果は、年老いた?ナラタケがあちこちを覆っていた。しかし、その大部分は朽ち果て、見る影もなかった。
その中から、まだ、息のある?ものを選んで採取してきた。
新鮮さは別にして、かなり大きくなっていたので、量だけはかなりである。
左のボ−ルの物はかなり疲れているが、右の方は比較的元気が残っている。
前回に続いての収穫で今年は数年ぶりにキノコの缶詰を作ることが出来た。
来年はもっと取れることを切に祈念したい。
鈴木様 ありがとうございました。