天地無用！魎皇鬼 ＯＶＡ
ストーリーダイジェスト
天地無用！魎皇鬼 １ 「魎呼復活」
岡山県の倉敷にある由緒正しき柾木神社。そこの跡取りである高校生の柾木天地は、ほんのイタズラ心から
神社の祠に封印された鬼を解き放ってしまう。７００年の眠りから覚めた「鬼」、なんとそれは魎呼と名のる
美少女であった。彼女は永きにわたり封じ込められていた恨みを天地にぶつける。空を飛び、壁をすり抜け、
手から電撃を放つ、、、。圧倒的なパワーで天地に襲いかかる魎呼。深夜の学校を舞台に壮絶なチェイスが
始まる。そして魎呼の一撃が天地を襲い、あわやというとき、天地を救ったのは魎呼の封印に使われていた
剣であった。天地はその剣で応戦しかろうじて魎呼を退ける。安堵とともに帰宅した天地を待っていたのは
天地のベットに潜り込んでいた魎呼であった。
天地無用！魎皇鬼 ２ 「阿重霞が出た！」
魎呼の次に天地の前に現れたのは、地球を遠く離れた樹雷星の第一皇女「阿重霞」。行方不明の婚約者
「遥照」を探しに地球までやってきた彼女だが、見つけたのは仇敵・魎呼だったから大変。いきなり乗って
きた宇宙船で発砲するわ、魎呼と天地を誘拐するわの大騒ぎ。さらに、阿重霞の妹「砂沙美」まで登場し
ドタバタ騒ぎの末、魎呼の宇宙船「魎皇鬼」と阿重霞の宇宙船「龍皇」は瀬戸内海に落下して大破する。
宇宙船を失った魎呼、阿重霞、砂沙美は天地の家に居候することになった。
天地無用！魎皇鬼 ３ 「こんにちは！魎皇鬼ちゃん」
柾木家に居候することになった魎呼、阿重霞、砂沙美の３人だったが、慣れない生活に落ち込む一方の
阿重霞、元気一杯の砂沙美、何を考えているのか分らない魎呼。そんなある日、魎呼が卵を持ってくる。
卵から生まれたのは猫のようなウサギのような不思議な生き物だった。魎呼曰く、名前は「魎皇鬼」。そう、
再生した魎呼の宇宙船であった。阿重霞はというと相変わらず失意の日々をくらしていたが、ある日、天地に
案内された柾木神社の神木をみて驚く。それは、阿重霞の兄「遥照」の宇宙船のコアとも言える「船穂」で
あった。そして、「船穂」が生きているので、兄「遥照」も生きていることが分り元気を取り戻すのだった。
天地無用！魎皇鬼 ４ 「星降る里に美星降る」
魎呼、阿重霞、砂沙美の３人との同居生活も一段落ついたころ、天地たちは温泉旅行出かけた。裸で天地を
誘惑する魎呼、天地に一糸まとわぬ姿を見られてパニックの阿重霞、女風呂をのぞこうと奮闘する天地の
父、、、。そんな相変わらずの一行の前に新たなる人物が登場した。彼女の名前は「美星」。ギャラクシー
ポリスの一級刑事である彼女は永久指名手配犯「神我人」を追ってきたのだったが、宇宙船が魎呼と阿重霞の
争いで発生した重力スポットに捕まってしまい、宇宙船ごと亜空間に吸い込まれるところを天地に救われた？
のだった。そして、美星もまた柾木家に居候することとなった。
天地無用！魎皇鬼 ５ 「神我人襲来！」
ギャラクシーポリスの美星も居候に加わり、相変わらずにぎやかな柾木家だが、ある日、彼らの前に美星が
追っていた永久指名手配犯「神我人」が現れた。魎呼の創造主だという彼の目的は天地剣だった。神我人と
神我人に操られた魎呼を相手に必死に抵抗する天地。しかし、抵抗むなしく神我人は魎呼をさらって宇宙へ
逃走する。天地、阿重霞、美星は龍皇を取り込んだ魎皇鬼に乗り込み魎呼救出に向かう。しかし、神我人の
宇宙船「双蛇」の攻撃によって天地が乗り込んだ龍皇は直撃を受け、粉々になる。それを見た魎呼は自力で
双蛇から脱出するが、血まみれの天地のハチマキを見つけ呆然とするのだった。
天地無用！魎皇鬼 ６ 「天地必要」
天地を失った魎呼たちは双蛇に突入する。魎呼と阿重霞は神我人に挑むが苦戦する。一方、美星は迷い
こんだ先で自称、天才科学者の「鷲羽」と出会う。鷲羽の力によって一時は捕らわれた阿重霞も救出され、
魎呼と神我人の戦いになるがやはり神我人には勝てない。あわやというとき、「津名魅」の力によって復活した
天地が現れ、神我人との決戦に挑む。樹雷皇家の力で光鷹翼の鎧に身をまとい、光鷹翼剣を手にした天地は
双蛇もろとも神我人を打ち破るのだった。
天地無用！魎皇鬼 ＳＰＥＣＩＡＬ ”お祭り前日の夜”
神我人騒動は一段落したものの、鷲羽を居候に加えた天地のまわりは相変わらず騒ぎがたえない。鷲羽は
天地を生体実験のモルモットにしようとしたり、魎呼と阿重霞は少女マンガをヒントに天地へアタックを始める。
しかしことごとく美星にじゃまされて失敗する。そこで魎呼と阿重霞は美星を追い出そうと計画を立てる。
鷲羽にたのんで亜空間に閉じ込められていた美星の宇宙船を復活させ、ギャラクシーポリスの仕事に復帰させる
ことにした。美星は一旦は宇宙に帰るものの、神我人事件の顛末を上司に報告するとすぐに柾木家に舞い戻って
くるのだった。
天地無用！番外篇 〜宇宙刑事美星 銀河大冒険〜
柾木家に居候する美少女の一人、美星。持ち前の天然ボケのキャラクターでまわりはいい迷惑なのだが、
本人曰く、優秀な敏腕刑事だという。しかしまわりはちっとも信じてくれない。そこで美星はかつて解決した
「超エネルギー物質強奪事件」について語り始める。
美星の相棒である清音が初登場し、なぜかプリティサミーまでも登場する。ほとんどドタバタ喜劇である。
天地無用！魎皇鬼 ８ 「こんにちは 赤ちゃん」
天地たちは叔母の頼みで赤ちゃんをしばらく預かることになった。ところが赤ちゃんの世話なんてみんな
初めてのことなので思うようにいかない。そんな中、以外にも鷲羽が完璧とも言える赤ちゃんの世話をする。
この一件を機に鷲羽の以外な過去の一部が明かされる。
天地無用！魎皇鬼 ９ 「砂沙美と津名魅」
ある晴れた秋の日、天地たちは以前訪れた温泉宿にやってきた。しかし、彼らを待っていたのは以前破壊した
建物の修理と炊事洗濯だった。さらにそこに起こった幽霊騒動。宿屋の中を徘徊する白い女性の影に一行は
おののく。そんな中、ひとり途方に暮れ、自分の過去に悩む砂沙美の姿があった。魎呼の樹雷王宮襲撃事件の
裏に隠されたもう一つの出来事とは？砂沙美と津名魅の関係が今明らかになる。
天地無用！魎皇鬼 １０ 「天地が好き」
春も近づく穏やかな日。天地は、ある誤解から魎皇鬼を傷つけてしまう。結局なんとか誤解はとけたものの、
魎皇鬼の気はすぐれない。そしてそこに現れたのが、奇妙な宇宙生物「万素」。鷲羽の研究材料である。
その万素と、魎皇鬼の「天地のお手伝いがしたい！！！」という切なる想いが絡み合い、万素が暴走を始める。
魎皇鬼の決死の行動により、事件は解決するのだった。
天地無用！魎皇鬼 １１ 「女神降臨」
命主・「訪希深」の意志のもと、天才科学者Ｄｒ．クレーは鷲羽を捕獲するため地球へ向かっていた。
高位次元生命体である訪希深は鷲羽との対面を望んでいるというのだ。Ｄｒ．クレーは人工生命体・零に
魎呼の姿、記憶をコピーして鷲羽に近づく。しかし、零は魎呼の記憶のため、天地がじゃまになってなかなか
鷲羽を捕らえることが出来ない。そこで、天地を殺そうとするのだった。
天地無用！魎皇鬼 １２ 「零・魎呼」
零は天地の抹殺を試みるが、魎呼の心に隠された天地への想いが妨げになり失敗する。そして正体がばれて
しまった零は本物の魎呼を人質に、Ｄｒ．クレーのもとへと帰っていく。天地たちは魎呼奪回のため、Ｄｒ．
クレーのもとへ向かう。鷲羽とＤｒ．クレーの対決が始まる。天地の樹雷皇家の力もあって、無事、魎呼を
取り戻すとともに、Ｄｒ．クレーも捕まえることとなった。
天地無用！魎皇鬼 １３ 「皇来たりなは幸遠からじ」
話は美星が神我人事件の顛末を上司に報告したことに始まる。この報告により、遥照の生存、天地の存在、
阿重霞と砂沙美の所在、などなどさまざまなことが樹雷皇家の知るところとなった。そして、阿重霞と砂沙美と
遥照の父である樹雷皇の「阿主沙」、阿重霞と砂沙美の母である「美砂樹」、遥照の母である「船穂」の３人が
柾木家に現れた。阿重霞と砂沙美を樹雷星に連れ戻すため、鷲羽の科学力の独占のため、樹雷星の宿敵である
魎呼の捕獲のため、、、。さまざまな目的と思惑が絡み合いながらも、とりあえず第２期シリーズはパッピー
エンドで終了します。
天地無用！魎皇鬼 三期１話 「遠方より来るモノ」
クレーの件で、鷲羽と津名魅、そして天地の存在を確認した訪希深はＺに対して天地には手を出すなと言う。
しかしＺはその言葉を無視し、美星が家族に送ったメールに細工する。
父信幸の元を訪れた天地は、母が死んだ理由を尋ねるが、信幸は「もう少し待ってくれ」と言うだけだった。
久しぶりに信幸が帰ってきた柾木家に一人の女性が訪れる。
それは、死んだはずの天地の母、清音であった。
天地無用！魎皇鬼 三期２話 「許婚」
柾木家を訪れた女性。それは天地の母、清音ではなく天地の姉の天女だった。
自分に姉がいたことなど知らなかった天地は驚くばかりである。
天女は天地の許婚を連れて来たのだった。許婚を決めたのは「樹雷の鬼姫」こと神木瀬戸であり、
許婚は瀬戸の養女の神木・ノイケ・樹雷であった。さらに遙照の妻、柾木アイリも現れ、柾木家は
大騒ぎになるのだった。
天地無用！魎皇鬼 三期３話 「唯今、休養中につき 〜Strategy〜」
いきなりの展開に戸惑う天地は突然倒れてしまう。
鷲羽によって軽い熱中症とストレスと過労が原因と診断された天地は、しばらく休養することになった。
ノイケが柾木家に来た真の理由は、どこの国にも属さない強大な戦力が集まっている柾木家の監視であった。
一方、宇宙では、ＧＰ長官が九羅密家所有の「チョビ丸」を地球に差し向けていた。美星を連れ出した後、
天地を地球ごと葬り去るつもりなのだ。
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