展 示
◆常
設 展
本館の建築様式や周辺の景観を考慮し、明治から昭和初期の民俗資料を展示しています。本館が所在する花輪は、尾去沢鉱山の物資供給地として栄えました。展示テーマを「鉱山を支えた商業の町 花輪」として、花輪町部の商店を往来した人々の暮らしなども展示しています。館蔵資料は多種で、資料点数は2200点余りです。この中から明治から昭和初期にかけて使用された代表的な資料を展示しています。
商家のくらし | 農 業 | |
花輪の商店は尾去沢鉱山との商いで大きな富を 得ました。彼らの生活に欠かすことができない 調度品を展示しています。 |
人々の食生活を支えたのは周辺の農民の方々 です。代表的な農具を選び展示しています。 |
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染 | 造り酒屋 | |
鹿角には「紫紺染・茜染」が伝わっていました。資料は栗山家から寄贈されたもので、染色道具一式が揃っています。 |
明治時代、花輪町部には4軒の造り酒屋がありました。 松風酒造から寄贈された用具を中心に展示しています。 |
このほかに、林業、鉱業に関する部門展示のほか、本館の保存修理の際に発見された棟札、柾葺屋根の一部を展示しています。