秋田県無形民俗文化財 

8月15日

大湯大太鼓まつり

 大湯城再建の日が8月19日であり、時あたかも出穂の出そろう時期に当たることからお盆にちなんで、五穀豊穰の喜びと先祖の供養をかね、毎年8月15日に、大湯大太鼓の保存と技術の向上を目的に、「大湯大太鼓まつり」を開催しております。

大湯大太鼓の歴史

鹿角の里は古くより青垣山をめぐらし、金山をはじめ温泉など大地の豊かな恵を受けた住み良い土地でありましたが、それが南北朝時代そして戦国時代を通しての戦乱のちまたと化しておりました。特に戦国末期には秋田安東、南部両軍の攻防が激しく鹿角の南方面は安東方に攻略され、あわや全面占領の危機にさらされたので、それを乗り切るため鹿倉城主大湯四郎左エ衛門昌次は南部方の戦陣に立って、太鼓、法螺貝、鐘等を打ち鳴らさせ士気を高揚して攻勢に転じたのでようやく死地を脱することができました。そこで大湯の村人達は凱旋の将卒の労を唄や踊り、笛、太鼓でねぎらった事が起こりとされております。

 その後鹿倉城は天正19年豊臣秀吉の天下統一の九戸征伐に巻き込まれ、九戸方に味方したので三戸南部方の攻略、激戦連日の末落城しており、彼我攻防の戦いに多くの屍が野末にさらされたままになっていたとのことです。それから村人達は、毎年のお盆には戦塵に散った霊魂を供養太鼓でもって、ひそかに追憶の祈りをしておったと伝えられております。


大湯大太鼓保存会

秋田県鹿角市十和田大湯字大湯202 TEL 0186(37)2165


*このページは、十和田八幡平観光物産協会サイト内のページです。フレームを用いて作成されておりますが、フレームが表示されていない方はこちらをクリックしてください。