
患者さんが薬を受け取る方法には二種類の方法があります。
ひとつは院内処方といって、診察及び治療を受けたクリニックで、お薬を受け取る方法です。もうひとつは院外処方といって、クリニックで処方せんをもらい、それを最寄りの調剤薬局に持っていき、お薬に交換する方法です。
厚生労働省は保険診療に際して、院内処方をすれば病院やクリニックが損をするような保険点数システムを作ったため、多くの病院やクリニックは損をしない院外処方を選択するようになりました。
ところが、患者さんは院外処方のおかげでマイナス面が生じる結果になったのです。