南青山アンティ-ク通りクリニック

 患者さんが薬を受け取る方法には二種類の方法があります。ひとつは院内処方といって、診察及び治療を受けたクリニックで、お薬を受け取る方法です。もうひとつは院外処方といって、クリニックで処方せんをもらい、それを最寄りの調剤薬局に持っていき、お薬に交換する方法です。
  厚生労働省は保険診療に際して、院内処方をすれば病院やクリニックが損をするような保険点数システムを作ったため、多くの病院やクリニックは損をしない院外処方を選択するようになりました。
 ところが、患者さんは院外処方のおかげでマイナス面が生じる結果になったのです。
 1) 院外処方では調剤薬局での薬剤師の技術料(手技料など)が加わり、料金にして一枚の処方せんにつき、500円から1000円も割高になります。言いかえれば、割高になる部分が薬剤師の介入した医療費と言えます。例えば、院内処方ではクリニックに、お薬代金込みで総額3000円支払ったとしましょう。これに対して、院外処方ではクリニックで1500円、調剤薬局で2500円支払い、結果として総額4000円払ったことになり、1000円余計にかかったことになります。
 2) クリニックとは別に、最寄りの薬局に行き、そこで処方せんをお薬に替えるために時間と労力を要し、多忙な人でなくても面倒臭くなります。

 つまり、余計な費用、時間、労力をかけなくてはならないのが院外処方であり、患者さんにとっては苦痛に他なりません。そこで当クリニックでは、院内処方を行うサービスを開院以来実施しています。
 ただし、クリニックで取り扱っていないお薬に関しては、院外処方で対応せざるを得ません。また錠剤を潰して粉にするなどのように、調剤薬局にある機器を必要とする場合は院外処方になります。

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心療内科・神経科・精神科 /
ハーバード大学医学部 マサチューセッツ総合病院客員教授・聖路加国際病院 登録医(当院院長 福西勇夫)
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