
多くのADHD患者さん(大人と子どもの両方)の治療を行っていますが、その中心はストラテラなどの薬物治療(70〜80%に効果あり)と臨床心理士によるカウンセリングです。さらに、当クリニックでは、わが国では初めてのハーバード式認知行動療法を治療メニューに加えることになりました。
当クリニック院長が、平成27年2月23日に法研出版社から「ハーバード式大人のADHDパーフェクトガイド」を出版。原著は、ハーバード大学助教授でマサチューセッツ総合病院の精神科医師クレイグ・サーマンらによって執筆された、一般向けの成人期ADHD書籍であり、2013年に米国で出版され、全米でベストセラーになっています。
当クリニック院長は、原著執筆者であるクレイグ・サーマンと彼の父オーエン・サーマンとは古くから親交があり、今回の日本語版発刊に至りました。
本書は、「大人のADHDの方々がいかにADHDに上手につきあっていくか?」をわかりやすく解説したハウツー本です。
ところが、読者の方々の中には一人で300ページ以上の本書を読破し、実践することが難しいこともあるかもしれません。
そこで私どもは、当クリニックのカウンセラーと一緒に二人三脚で、本書ハーバード式を実践し、日々の社会生活にフィードバックできるようにデザインした認知行動療法をスタートしました。ご希望の方は、当クリニックにお気軽にご相談していただければ幸いです。
■平成27年11月18日に院長の新しい書籍「マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド」が法研から発刊されました。
院長が日本語監修をした「ハーバード式大人のADHDパーフェクトガイト」をよりわかりやすくした書籍であり、全体の半分はマンガで解説しています。
※上記書籍「マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド」の評判は上々であり、発売3ヶ月で重版になりました。(2019年 現在:5刷)
(※ストラテラやインチュニブなどのマイルドなADHD向けの薬剤が奏功しない場合に限り、 ADHDへのコンサータの投与を開始しました。)